なぜ国語をメインで教えようと思ったのか。

なぜなら「国語が出来れば自学自習力がつく」からです。

「テスト勉強、頑張った割には全然できていない」の理由は、実に簡単なことです。それは自学自習の習慣が身についていないからです。勉強した内容を定着させるには、自分の力で考えて問題を解き、その問題を反復していくことです。さらに、分からない問題や知らないこと、つまり、自分の弱点は、参考書などを読んで補強していく必要があります。

ところが、国語力が不足している子には、「参考書を読んでも分からない」「参考書に書いてあることを理解するのに時間がかかり、面倒くさくなって投げ出してしまう」「大事なポイントが分からず、効率的に勉強ができない」…などといったケースがよく見られます。そういった子に、いくら分かりやすい説明がされている参考書を与えても、読む力がなければ宝の持ち腐れ。自分で理解する力がないと、なかなか成績は伸びないのです。

国語力が上がれば、文章を理解する力が上がり、英語・数学・社会・理科…全ての教科の土台となります。また、小・中学生のときに基礎から訓練し、国語力を身につけておけば自然と自学自習力もついてきます。この自学自習力は、大学生・社会人になると、さらに大切なものとなります。なぜならば、その頃になると、もう誰かに手取り足取り教えてもらえることは期待できないからです。したがって、自力で勉強し問題を解決する力、すなわち、国語力は、社会で活躍するためにとても大切な能力になってくるわけです。

とはいえ、これまで私が関わってきた生徒たちの中には、「国語ってどう勉強したらいいの?」「国語の勉強なんてしたことがない」といったように、国語の勉強の仕方自体を知らない子が数多くいました。また、大切な国語力をしっかりと教えてくれる場所もそんなに多くないのが現状です。

「国語力をつけたい」…そんな子たちをサポートし、一生使える自学自習力を身につけることができる場所、それが「国語専門塾グローウィン」でありたいというのが、私が国語メインの塾を作った大きな理由のひとつなのです。